Modelify よくあるご質問

変換バンドルとは何ですか?

変換バンドルとは、Modelifyのユーザーが選択するソースファイルの集まりであり、Modelifyを介してSimulinkモデルに変換されます。変換バンドルに含まれていないソースコードは、HTMLレポート内のモデルのスクリーンショットにのみ変換されます。Modelifyのライセンスオプション(価格)はお客様がモデルに変換することを望むコードの行数に基づいています。従って、変換バンドルは、ご購入して頂いたライセンスにおいて、お客様が変換するコードを選ぶ仕組みそのものです。

変換バンドルの目的は何ですか?

Modelifyの有料版および無料のトライアル版のライセンスをお持ちのお客様は、変換バンドルをご利用になると、コードを選択して、Simulinkモデルに変換することができるようになります。

変換バンドルで許容される量はどれぐらいですか?

無料のトライアル版では、最大で2000行を処理することが可能です。有料版ライセンスの変換バンドルでは、お客様が望む量を利用することが可能であり、行数はライセンス購入時のコード行数(LOC)のご予算から差し引かれます。変換バンドルがLOCのご予算内に収まりきらない場合、さらにLOCをご購入して頂く必要があります。 

コメントはカウントされますか?

カウントされません。

空白の行はカウントされますか?

カウントされません。

どの行がカウントされますか?

ソースコードの行数がカウントされます。空白の行やコメントのみの行はカウントされません。

長い行はどのようにカウントされますか?

空白とコメントを除いて120文字を超える行は、長い行と見なされ、複数の行としてカウントされます。

変換バンドルでは、どのファイルがカウントされますか?

変換バンドルUIでは、変換バンドルに含めるソースファイルをお客様に選択して頂きます。これらのファイルは、当該のファイルに必要とされるヘッダファイルと併せてカウントされます。

変換バンドル作成後にコードを変更することは可能ですか?

可能です。変換バンドルの作成後にコードを変更していただけます。コードが 1%を超えて変更された場合、リベース操作を行って、変換を進めることができます。

例えば、お客様の会社で、変換に使われるコード行数を500,000行、購入したとします。 100,000行のバンドルがあり、500行を変更したとします。この変更は(100,000行のうち)1%未満であるため、Modelify では全体のバジェットから行数を消費することなく、変換を続行できます。

では、代わりに1,500行を変更したとします。この変更は 1%を超えるため、変換を続行するにはリベース操作を実行できます。それは会社のバジェット行数から1,500行が追加で消費されるだけとなります。

変換バンドル内のコードは何回変換することができますか?

変換バンドル内のコードは何度でも好きなだけ変換することが可能です。この設定は変更することが可能であり、コードを繰り返し再変換することができます。 

Modelifyはどのように変更されたコードの量を特定するのですか?

Modelifyは変換バンドルが作成されるとソースコードのコピーを含むバンドルマスターファイル作成します。変換バンドル作成後にコードに変更が加えられると、このバンドルマスターファイルと比較され、変更量の特定が行われます。このファイルは<project>/.modelify/bundle-master-file.zip に保存されます。

バンドルマスターファイルが削除されたら、どうなりますか?

バンドルマスターファイルが削除されると、ライセンスの問題が発生し、新たにライセンスを購入して頂かなければならない可能性があります。バンドルマスターファイルが削除される、もしくは、変更が加えられ、変換バンドルの予期されたチェックサムと一致しない場合、Modelifyは変換バンドルの認証を実行せず、Simulinkモデルへの変換を許可しなくなります。EnSoftのサポートはマスターアーカイブファイルのコピーを保有していません。このファイルにはお客様のソースコードが含まれるためです。

EnSoftは変換バンドルにどのように署名するのですか?

ソースファイルを選択し変換バンドルを作成した後、ユーザー様は「バンドルに署名」ボタンをクリックすることで、自動的にバンドルファイルがEnSoft に送付され、署名ファイルを取得できます。署名ファイルが受信されると、Modelify は自動的に署名ファイルをプロジェクトに適用します。この一連の手順では、ユーザー様がインターネットに接続している必要があります。
 
コンピューターがインターネットに接続されていない場合、または、何らかの理由でModelify ライセンスのサーバーに接続できない場合には、弊社にてチェックサムファイルに署名をいたします。「キャンセル」ボタンをクリックしていただいた後、「詳細>>>」ボタンをクリックしてから、次に「チェックサムファイルをエキスポート」ボタンをクリックして、チェックサムファイルをエキスポートし、ディスクに保存できます。弊社 EnSoft の support@ensoftcorp.com メールアドレス宛に、変換バンドルのチェックサムファイルを送信して頂きますと、変換バンドルの署名ファイルを返送いたします。その後、ユーザー様は署名ファイルをプロジェクトにインポートしていただけます。署名ファイルがインポートされると、バンドルマスターファイルのチェックサムが署名ファイルのチェックサムと一致することを確認することで、Modelify は変換バンドルのソースコードを検証します。
  

EnSoftに送信されるバンドルのチェックサムファイル内にはどのような情報が含まれますか?

変換バンドルのチェックサムファイルには、変換バンドルを作成するために使用したライセンスキー、変換バンドル内の行数と文字数、および、バンドルマスターファイルのチェックサムが含まれます。コード自体の情報は含まれず、また、EnSoftがこのファイルから何らかの情報を特定することはできません。チェックサムファイルはシンプルなXMLファイルであり、EnSoftに送信する前にお客様自身で確認することが可能です。