プロジェクトの設定

ModelifyはAtlasを用いてC言語のコードを分析します。C言語のコードをマップするためには、Atlasはプロジェクトをビルドするためにコンパイラが必要する設定と同じ設定を必要とします。以下のガイドは既存のC言語のベースをEclipseのCDTプロジェクトにインポートし、AtlasおよびModelifyと一緒に使用する準備を行うための一般的な方法を説明しています。

プロジェクトで特別なコンパイラ(gcc以外)を必要とする場合、追加のCDT機能をインストールして、ツールチェーンに対応する必要があるかもしれません。Modelifyはgccとgccベースのクロスコンパイラをサポートした状態で配布されます。

C言語のコンパイラをインストール

以下の項目では、C言語のコードをEclipseにインポート後、コンパイルを実行することができるように、C言語のコンパイラをインストールしたシステムが必要です。

既にC言語のコンパイラをインストールしている場合は、このセクションをとばしてください。まだインストールしていない場合は、以下の手順に従い、オープンソースのC言語のコンパイラをインストールすることが可能です。

必ずしもMinGWをWindowsのシステムパスに加える必要はありません。むしろ、その他のコマンドラインツールとの干渉を引き起こす可能性があるため、薦められません。

CDT代わりにMinGW/MSYSバイナリをEclipse CDTのビルドパスに追加することを推奨します:

C言語のプロジェクトをEclipseにインポート

C言語のプロジェクトをAtlasに対して設定

この時点で、お客様のC言語のプロジェクトは既に正しく設定されている可能性があります。Atlasがコンパイラの設定(インクルードパスやプリプロセッサのディレクティブ等)を取得するには、CDTがC言語のプロジェクトをビルドし、コンパイラの呼び出しを観察することができる必要があります。Atlasがビルドのプロセスでコンパイラの情報を確実に抽出することができるように、以下の手順を確認してください。

gccベースのクロスコンパイラをプロジェクトで利用している場合は、当該のコンパイラをプロジェクトで利用する設定を行ってください(出典 stackoverflow.com)。

以下の手順は、ビルドしたファイルを正確にマッピングする上で必要な変更を詳しく説明するものです。

ビルド

プロジェクトのマッピングを正確に実行するには、コンパイラの呼び出しを観察することができるようにビルドする必要があります。

マッピング

プロジェクトを正しくビルドしたら、Atlasを使ってマッピングを行うことができます。

トラブルシューティング

Atlasが適切にプロジェクトのマッピングを実行することができなかった場合、以下の手順を試してください:

Atlasの設定がうまくいかない場合、support@ensoftcorp.comに連絡を取り、支援を要請してください。