Modelifyのチェックリストビュー
このビューはマッピング中にAtlasが生成したチェックリストのアイテムと変換中にModelifyが作成したチェックリストのアイテムを表示します。このビューに表示される情報は、必要なアクションを実行し、変換の問題に対処する上で有効です。
ビューには4つのカラムがあります:
- 記述/説明: 問題を説明する短いメッセージ
- Project: チェックリストのアイテムが作成されたプロジェクトの名前
- Function: チェックリストのアイテムが作成された関数の名前
- リソース: チェックリストのアイテムが作成されたファイルの名前と拡張子
任意のチェックリストアイテムに対してコンテキストメニューから次のアクションを実行することができます:
- 詳細を表示する: 問題を説明する短いメッセージです。 詳細はチェックリストのアイテムの詳細を参照してください。
- 変換ページで関数を表示する: 変換ページ内で関数を探し、選択します。
- ソースコード内で関数を表示する: Eclipseエディターでソースファイルを開き、選択したチェックリストのアイテムに対する関数を選びます。
- この関数に対するチェックリストのアイテムを表示する: ビューを絞り込み、選択したチェックリストのアイテムの関数に関連するチェックリストのアイテムのみを表示させます。
チェックリストのアイテムの詳細
ダイアログでチェックリストのアイテムの詳細を確認することができます。
イアログには以下の情報が表示されます:
- コード: チェックリストのアイテムに対する固有の識別可能なコードです。チェックリストのアイテムのコードに対応するヘルプページへのリンクが表示されます。リンクをクリックするか、左下のヘルプボタンをクリックして、対応するヘルプページを開くことができます。詳細はチェックリスト Item ヘルプページを参照してください。
- タイプ: チェックリストのアイテムのタイプです。リンクをクリックしてヘルプページを開くことができます。チェックリストのアイテムは次のように分類されています。
- ソースコード: Atlasがソースコード内で問題を特定しました(定義が欠けている等)。
- Atlasの問題: Atlasはコードベースのマッピング中に問題を発見しました。
- Atlasの制約: Atlasは特定のC言語の構成をマッピングすることができません。
- Modelifyの問題: Modelifyが変換中に問題を発見しました。
- Modelifyの制約: Modelifyは特定のC言語の構成を変換することができません。
- MATLAB/Simulinkの制約: MATLABまたはSimulinkのツールボックスの制約により変換を実行することができません(例 - 再帰はSimulinkではモデリングすることができません)。
- 検証: 生成されたモデルがシミュレーションを行うかどうかをチェック中に発生した警告またはエラー。
- 変換のタイプの制約: Modelifyは特定の変換のタイプへのC言語の構成の変換に対応していません(structの配列にインデックス付けを行う関数はStateflowに変換することはできません。これはStateflowがバス配列のインデックス付けを許可しないためです)。
- メッセージ:チェックリストのアイテムに関する詳細なメッセージです。MATLAB/Simulinkによって作成された警告/エラーのメッセージが含まれます。
- 深刻度:チェックリストのアイテムの深刻度です。エラー、警告、情報の値が表示される可能性があります。
- 関数:チェックリストのアイテムに関連する関数の名前です。
- ファイル:チェックリストのアイテムに関連するファイルに対するプロジェクトのルートと相対的なフルパスです。
チェックリスト Item ヘルプページ
各チェックリストのアイテムに対して、チェックリストのアイテムの詳細ダイアログから直接アクセス可能なヘルプページを用意しています。ヘルプページはチェックリストのアイテムの原因に関する詳細、および、推奨するソリューションや次善策を提供しています。
Modelify チェックリストビュー内のアイテムはカラムでソートすることも、チェックリストのアイテムの深刻度やタイプで分類することも可能です。